「高崎まちなかコミュニティサイクル」
http://watari-bird.blogspot.jp/2015/05/takasaki-machinaka-cycle.html上記の記事で書いた高崎まちなかコミュニティサイクルを
早速利用してきました。
高崎市民の間では「高チャリ」と呼ばれ親しまれているそうです。
前回は気がつかなかったのですが、なんとこの高チャリ、
無料で利用できるとのこと!
さらに利用時間は9時から22時までで特別場手続きは一切不要!
ということで高崎市中央図書館に行くために利用してみました。
高チャリを利用するためにはまず高チャリを見つけなければなりません。
というのも、高チャリは指定されたポート(駐輪場)ならどこで借りても
どこに返却しても構わないので、運が悪いとポートに高チャリが
一台もないという状況もよくあるようです。
特に高崎駅西口にある3つのポートは、
駅からの利用者が多いため、高チャリがないことが多いようです。
今回も駅の出口の前にあるポートには一台しかありませんでした。
高チャリ激戦区の駅前に自転車がない場合は
駅から少し歩いて、セントラルホテル前のポートまで行くと
置いてあることがあるのでお勧めです。
高チャリはこんな感じで、スタンドにチェーンで固定されています。
チェーンはハンドルの間についている錠につながっていて、
画像のように下に100円を押し込むと
鍵がポンッと外れて自転車が使えるようになります。
この時入れた100円は、また返却の時に
鍵を差し込むと戻ってくるので、実質無料で利用できるというわけです。
なので無料で利用できるといっても100円硬貨がないと
利用できないので高チャリを利用する前に財布の中を確認しておきましょう。
それぞれの自転車には協賛企業の名前が大きく書いてあります。
この目立つ赤い広告が盗難防止にも一役買っているようです。
しかしこの高チャリ、無料であるがゆえに問題も多く発生しているようです。
高チャリは本来、高崎市内の指定された範囲内での移動手段として
使うのを前提に開始されたサービスですが、
利用する人が多く、自転車の独り占めが問題になっているようです。
確かに先日、指定された範囲外のパチンコ屋に高チャリが止めてあるのを目撃しました。
さらに、ポート以外の場所に放置される自転車や、ひどい場合は
自宅に置いている人までいてマナーの悪さが問題になっています。
この問題がついこの前テレビで放送されて話題になったようです。
実際に利用してみた感想ですが、確かに駅前の駐輪場には
自転車がほとんどありませんが、市役所前や中央図書館前の
駐輪場には自転車が結構置いてあったので、
独り占め問題がそこまで深刻なものであるという印象は受けませんでした。
テレビで報道された影響もあるかもしれませんが・・・。
今回、高チャリを利用してみてその便利さと手軽さに驚きました。
利用者のマナーさえしっかりしていれば、これほど便利なサービスも
ないので、全国的に普及していくことを期待したいと思います。