サツマノミダマシ
これだけ聞いたらとてもクモとは思えない名前ですが、
サツマの実と呼ばれるハゼノキの果実に似ていることから
名づけられたクモです。
最初に見つけたときは鮮やかな緑色で、
珍しいクモかなと思いましたが
色々な場所にいるごく普通のクモでした。
ただ、見られる時期が梅雨から夏にかけての
短い間なので、今まで見たことがなかったのでしょう。
緑色なのは葉の色と合わせて鳥などの外敵から
身を守るためでしょうか。
大きさは1センチ程度だったので緑色の体は
十分カモフラージュの役割を果たしていました。
今回は葉の上でしたが、これがハゼノキだったら
完璧なカモフラージュになったと思うので、
機会があればハゼノキの果実とサツマノミダマシを
実際に見比べてみたいと思います。