2015年5月31日日曜日

観音山のひびきばし

観音山に徒歩で登った際に地図に「ひびきばし」という

吊り橋があると書いてあったので行ってみました。


ひびきばしに向かう途中には木道があります。


木道を抜けるとひびきばしに到着。

人のほとんどいない山の中だったので、

もっと小さな吊り橋かと思いましたが

意外としっかりした吊り橋で驚きました。


吊り橋らしく歩くと揺れるのを期待しましたが、

本当にしっかりと作られていて、渡りきるまで

ほとんど揺れませんでした。


ひびきばしからの眺め。
遠くに白衣観音が見えます。


白衣観音を少しズームで。

吊り橋を渡っている最中一人もすれ違わなかったので

少し寂しい吊り橋でしたが、とてもしっかりした吊り橋だったので

もっとたくさんの人に訪れてほしいですね。

2015年5月30日土曜日

イチャつくカオジロガビチョウ

 カオジロガビチョウのペアが近くの枝に止まりました。
カオジロガビチョウは関東の一部地域でのみ繁殖している外来種です。


見つめあう二羽。


互いに羽繕いを始めました。




こんなに仲の良い野鳥のペアは初めて見ました。

2015年5月29日金曜日

高崎まちなかコミュニティサイクル~高チャリを利用してみた~


「高崎まちなかコミュニティサイクル」

http://watari-bird.blogspot.jp/2015/05/takasaki-machinaka-cycle.html

上記の記事で書いた高崎まちなかコミュニティサイクルを

早速利用してきました。


高崎市民の間では「高チャリ」と呼ばれ親しまれているそうです。


前回は気がつかなかったのですが、なんとこの高チャリ、

無料で利用できるとのこと!


さらに利用時間は9時から22時までで特別場手続きは一切不要!


ということで高崎市中央図書館に行くために利用してみました。


高チャリを利用するためにはまず高チャリを見つけなければなりません。


というのも、高チャリは指定されたポート(駐輪場)ならどこで借りても

どこに返却しても構わないので、運が悪いとポートに高チャリが

一台もないという状況もよくあるようです。


特に高崎駅西口にある3つのポートは、

駅からの利用者が多いため、高チャリがないことが多いようです。


今回も駅の出口の前にあるポートには一台しかありませんでした。


高チャリ激戦区の駅前に自転車がない場合は

駅から少し歩いて、セントラルホテル前のポートまで行くと

置いてあることがあるのでお勧めです。



高チャリはこんな感じで、スタンドにチェーンで固定されています。


チェーンはハンドルの間についている錠につながっていて、
画像のように下に100円を押し込むと


鍵がポンッと外れて自転車が使えるようになります。

この時入れた100円は、また返却の時に

鍵を差し込むと戻ってくるので、実質無料で利用できるというわけです。


なので無料で利用できるといっても100円硬貨がないと

利用できないので高チャリを利用する前に財布の中を確認しておきましょう。


それぞれの自転車には協賛企業の名前が大きく書いてあります。

この目立つ赤い広告が盗難防止にも一役買っているようです。


しかしこの高チャリ、無料であるがゆえに問題も多く発生しているようです。


高チャリは本来、高崎市内の指定された範囲内での移動手段として

使うのを前提に開始されたサービスですが、

厳格な規定がないため、指定された範囲を大きく超えて

利用する人が多く、自転車の独り占めが問題になっているようです。


確かに先日、指定された範囲外のパチンコ屋に高チャリが止めてあるのを目撃しました。


さらに、ポート以外の場所に放置される自転車や、ひどい場合は

自宅に置いている人までいてマナーの悪さが問題になっています。


この問題がついこの前テレビで放送されて話題になったようです。


実際に利用してみた感想ですが、確かに駅前の駐輪場には

自転車がほとんどありませんが、市役所前や中央図書館前の

駐輪場には自転車が結構置いてあったので、

独り占め問題がそこまで深刻なものであるという印象は受けませんでした。


テレビで報道された影響もあるかもしれませんが・・・。



今回、高チャリを利用してみてその便利さと手軽さに驚きました。

利用者のマナーさえしっかりしていれば、これほど便利なサービスも

ないので、全国的に普及していくことを期待したいと思います。


2015年5月28日木曜日

マイマイガに似た黄色い蛾

群馬県の観音山にて黄色い蛾を発見。

マイマイガにそっくりだけど、マイマイガって

こんなに黄色くなかったはずなので近縁種かな?


羽に「大」の文字が書いてあるのにそこまで大きくないのが面白いですね。


マイマイガといえば、一度幼虫の大群に出くわして、

そのあまりの気持ち悪さに青ざめた経験があります。


首のあたりがモフモフしてて触ったら気持ちよさそうだけど

どうみてもドクガの仲間なので触ったらかぶれそうです。
意外とかわいい蛾の顔。


小学生の時、みんなが嫌がるカイコを夏休みの間

自宅で飼育していたので蛾は意外と好きだったりします。


幼虫の毛虫は無理ですけど・・・・


この前も木の下で座っていたら上から毛虫爆弾をくらいました。


足に毛虫がついていた時の気持ち悪さといったらないです。


今の季節、毛虫が降ってくるとこはよくあるので、

木の下を通るときは上に十分注意して通りましょう。

2015年5月27日水曜日

多々良駅の改札

先日、群馬県にある東武伊勢崎線の多々良駅で下車しました。

初めての下車だったので、電車を降りた瞬間、

「あれ?これPASMO使えない駅かも」

と思って焦っていたら、

自動改札ではないただの改札にちゃんと

こんなものが設置してありました。

バーも何もないICカードをただタッチするだけ。


これだとエラーに気が付かなくても

普通に通れてしまうと思うんですがどうなんでしょう。


ちなみにエラーが発生した場合は

この乗降車駅証明書発行機を使用するみたいです。
そして降りた駅で清算をするとのこと。


説明には切符を販売していないときも

こちらを使用してくださいとありましたが、

切符を販売していなときなんてあるのかと驚愕。


以前、伊豆に行ったとき、降車駅でPASMOが使えず、

せっかくチャージしたのに5000円以上現金で払うヘマをしたので

今回はPASMOが使えて助かりました。


小規模な駅に行く際はちゃんとICカードが使えるか確かめなければいけませんね。

2015年5月26日火曜日

毛髪塚供養碑

 少林山達磨寺の近くで気になるものを発見。
「毛髪供養碑立地」


毛髪を供養?


いったいなんのために毛髪を供養しているのか

気になったので、立ち寄ってみることに。


少し広めのスペースに石碑がありました。



石碑には大きく毛髪塚の文字


どうやらこの毛髪塚は群馬県の美容業環境衛生同業組合の方々が

環衛法施行30周年を記念し、尊い毛髪に感謝して建てたものだそうです。


横にあった説明には

「毛髪は巨像をも撃ぐ強さを持つと言われている」

と書いてありました。


しかし

「撃ぐ」

ってどういう意味だろう。


撃つでも毛髪じゃ意味が通らないし。


とりあえず倒すという意味で解釈します。


毛髪塚と聞いたとき最初はいわくありげな石碑かと

思いましたが、ちゃんと意味のある石碑でした。

2015年5月25日月曜日

ムカデとの遭遇

最近、道端を歩いていると、よくムカデの死骸に出会います。
 東京にいるときは一度も見たことなかったので

少し郊外に出ただけで、ちょっとした茂みのあるところに

ムカデがいるのは驚きです。


ムカデは大嫌いなゴキブリを捕食してくれるため

個人的には益虫と言えなくもないですが、

不快なだけのゴキブリに比べ、

噛まれた時のリスクが大きすぎるので

できれば自宅で遭遇するのは避けたいですね。


静岡の山間に住んでいる知り合いの方は

夏になると夜寝ているときに、顔の上を

ムカデが歩いていることがあるそうです。


想像しただけで恐ろしい状況です。



こっちは頭が真っ黒いムカデ。
頭がつぶれているので人や自転車に踏まれてしまったのでしょうか。


ムカデの死骸はすべて歩道で見つけたので、

これからの季節、サンダルなどで周囲に茂みのある歩道を歩く際は

足元に注意が必要ですね。

2015年5月24日日曜日

少林山達磨寺 タウトの思惟の径

先日、縁起だるま発祥の寺、少林山達磨寺へ行ってきました。
道路ではずいぶんと鼻の高い達磨がお出迎え。


鳥好きとしてはなんとなく、くちばしに見えてしまいすね。


鼻の高い達磨の看板を曲がると、立派な門がありました。
ここまで五キロも歩いてきた身としては

ちらっと覗く階段が長いのかどうかが問題です。


階段を上る前に門の脇に興味深い看板を発見。
どうやら達磨寺には世界的建築家のブルーノタウトが一時期暮らしてそう。


そのタウトが散策していた場所が「タウトの思惟の径」として

整備されていて10のチェックポイントがあるというので回ってみることにしました。


タウトの思惟の径の一つ目は大石段。
大石段というだけあって、結構長い石段。

これは疲れ切った足にきますね。


二つ目は大石段を上りきったところにある鐘楼。
招福の鐘という名がついているようです。


石段の最後でこの鐘の下をくぐるようになっていて、

今まで見たことないタイプでした。


石段の下から渡り廊下のようなものは見えていたのですが、まさか鐘だったとは。


境内を回っている最中、なんどもこの鐘の音を聞きました。


三つ目は放生池。
それほど大きくない池ですが、多くのコイが泳いでいます。


お寺のコイはどこも食い意地が張っています。
少し近づいただけでエサがもらえると勘違いして

一気に集まってきました。


途中でこんなお知らせを発見。
達磨寺では毎朝5時から坐禅会を行っているとのこと。


自由参加のようなので近くに住んでいたらぜひ参加してみたかったです。


四つ目は講堂前。
無門会坐禅道場とありますが、どうやら先ほどの座禅会の場所ではないよう。


五つ目は洗心亭。
この洗心亭がブルーノ・タウトの暮らしていたところだそうです。


日本らしい質素な佇まいの素晴らしい住居でした。


六つ目は百庚申。
庚申信仰では、60日に一度の庚申の日に、体の中にいる虫が

宿主が寝ている間に帝釈天にその人の罪を報告し、

報告されると寿命が縮むということから、その日は

寝ないで過ごしたそうです。


そして庚申の年の庚申の日に塔を建てて供養したとのこと。


体の中に虫がいるだけでもいやですが、

さらにその虫が悪事を帝釈天に報告するなどたまったものじゃないですね。


七つ目は観音堂。
この観音堂、300年前の開創当時のままだそうです。


日本の建築物の丈夫さを改めて実感しました。



八つ目は達磨寺の本堂にあたる霊符堂。
達磨寺の名の通り、両脇には多くの達磨が。


霊符堂の隣にはひときわ大きな達磨もいました。
達磨にもそれぞれいろいろな表情があって面白いです。


達磨寺らしく絵馬も達磨仕様。
個人的には青い達磨絵馬が好みです。


九つ目は浅間山遠望。
チェックポイントの周りは木に囲まれてこんな感じでした。


チェックポイントではありませんが代わりに古墳を発見。
地滑り対策の工事の際に発掘された少林山2号古墳を

移築し、復元したものだそうです。


そしてタウトの思惟の径の最後は瑞雲閣。
先ほどの坐禅会はここの2階にある座禅堂で行われるよう。


この瑞雲閣、元々は前橋城の女官部屋を移築した建物だったそうです。


達磨を見る程度と、思って訪れた達磨寺でしたが、

タウトの思惟の径や、古墳など、想像以上に見どころ満載の場所でした。


何か縁起の良いことがあったときはここの達磨を手に入れたいと思います。

2015年5月23日土曜日

妙義湖のハンミョウ

「思い出の虫 ハンミョウ」

http://watari-bird.blogspot.jp/2015/04/blog-post_18.html


先月、沖縄滞在中に書いた上記の記事で触れたハンミョウに

群馬県の安中市にある妙義湖で遭遇しました。


今回はオキナワハンミョウではなく正真正銘のハンミョウ。

 期待通り、一歩進むと少し飛んで、また一歩進むと少し飛んでを繰り返してくれました。


太陽光に反射して輝く姿はタマムシに負けず劣らずの美しさです。


(画像は圧縮してあるため、くすんでいますが実物はもっとキレイに輝いています)





捕まえたかったけど、網を持ってないし、持って帰る手段も

なかったので今回も捕獲は泣く泣く断念。


ただ、ハンミョウは同じ場所にいることがほとんどなので、

次回はちゃんと網を持ってきたいと思います。




小さいのに威圧感のある大きなアゴ。
子供のころに噛まれてとても痛い思いをした記憶があります。


ハンミョウはオニヤンマと並んで毒はないけど噛まれたら

尋常じゃなく痛い虫個人的ツートップです。






2015年5月22日金曜日

碓氷川のカカシ

田んぼ沿いを歩いているといつも騙されるカカシ。


今回も碓氷川の土手を歩いている時に騙されました。
遠目で見ると本当に人にしか見えません。


ピンク色の服が見えたので完全に川を見ている女性と勘違い。


近づくとちょっとしたホラーですね。
ズタズタに引き裂かれたようになっている服が気味の悪さを助長しています。


腕が肘までしかないのも不気味。


夜に知らずにこのカカシに遭遇したらかなり怖いと思います。


このカカシの他にも碓氷川にはいくつかのカカシがありました。


さらに近づくと服が引き裂かれた背中に張り紙がしてありました。


『カワウの食害から魚を保護するため、「かかし」を設置しています。』

碓氷川では鮎を放流しており、その鮎がカワウによって

食べられてしまうことが多いのでカカシを設置して

カワウを追い払っているようです。


しかし、このズタズタに引き裂かれた服は

最初からこうだったのか、それとも誰かが

意図的に引き裂いたのか気になります。



カカシの近くにはこんな看板もありました。


早朝から花火や鉄砲音を使用するとは、


近所の方から苦情が来たりしていないのか心配です。


他にも碓氷川に竹を浮かべたりしていろいろとカワウ対策を講じているようです。



件のカワウはカカシからだいぶ離れた場所にいました。



カカシのそばにカワウはいなかったので、一定の効果は上げているのでしょうか。

2015年5月21日木曜日

伊香保森林公園の蒸し湯跡

伊香保森林公園の奥地にある蒸し湯跡。

ここは 大正時代の初期まで天然の蒸気が噴き出していて

蒸し湯として大勢の人で賑わっていたそう。


交通手段もあまり整っていない時代に登山をして

入る蒸し湯はさぞ気持ちよかったことでしょう。


看板によると旅館が四軒もあったとのことで、

こんな山の奥地に旅館が四軒もあったことに驚きです。


周りを見渡しても旅館があったであろうスペースは一つだけ。


あとは急こう配の斜面ばかりで、どこにあと三軒の旅館が立っていたのかは謎です。


旅館が四軒もあったのであれば、この辺りはもっと開けていて

道もしっかりと整備されていたはずですが、この百年余りで

木々が生い茂る山林に変わってしまったのかもしれません。



天然噴出は止まってしまいましたが、伊香保の温泉街からも

近いので、小さな小屋で蒸し湯を復活させてみるのも

面白いかもしれませんね。